女子サッカー選手の貧し過ぎる現状を憂う

現時点で全員プロ選手のリーグがあるのはイングランドやノルウェー、ドイツ、アメリカなどで、オランダなどのリーグはセミプロだ。言葉や文化の違いに耐えて外国でプレーしても、男子と違って名声も多額の報酬も得られないのが女子選手の現状だ。

調査では、キャリアへの影響を恐れて出産を先延ばしせざるを得ない状況も明らかになった。現役選手でも子供を持てるような環境の整備が強く求められている。各クラブも子育て支援の制度をつくるべきだ。例えば大きな大会のために何週間も家を空ける場合には、子供を連れて行けるよう支援すべきだろう。

W杯で素晴らしいプレーを見せる選手たちは、この瞬間を夢見て男子に負けない厳しい練習に耐えてきた。彼女たちのプレーに声援を送るときは、女子選手も男子と同じように輝くチャンスを与えられるべきだということを思い出してほしい。



Jackie Day-Garner, Faculty Director, University of Central Lancashire

This article is republished from The Conversation under a Creative Commons license. Read the original article.

<本誌2019年7月2日号掲載>


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ジャッキー・デイガーナー(セントラル・ランカシャー大学ファカルティー・ディレクター)

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