中国経済6.2%をどう見るか:中国側の見解

7月15日、中国の国家統計局の発表によれば、中国の2019年4〜6月期の実質成長率は6.2%と1992年の統計開始以来、最低だった。この数値をどう見ているか、中国の経済学者、政府元高官、若者などに聞いた。

国家統計局:6.2%成長に対する消費市場の貢献度は60.1%

7月15日、中国の国家統計局は、2019年4〜6月期の経済成長率などに関して発表した。それによれば、GDPの実質成長率は前年同期比6.2%で、2008年のリーマンショック直後の2009年1月〜3月期の成長率6.4%を下回っており、日本では「中国経済が危ない」として、大きな注目を浴びている。

しかし中国国家統計局の毛盛勇報道官は、これは今年3月の全人代(全国人民代表大会)で李克強首相が発表した成長目標「6.0%〜6.5%」の範囲内に収まっており、非常に穏当な成長を遂げていると述べた。また、経済規模が大きい先進諸国の中に、6%台の成長を保っている国はなく、その意味では中国はトップを走っていると胸を張った。

特に社会消費・小売りに関しては、2019年上半期で195210億元となり、同期名目成長率の8.4%増であるとのこと。そのうち、6月の社会消費・小売り総額は33878億元で、同時期の9.8%増であるという。

何よりもGDP6.2%成長に対する消費・小売り成長額の貢献度は60.1%に上ると強調しており、そのことに中国が大きな自信を示しているのが見て取れる。

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