日本人は「政治に興味ない」「専門的に生きている」──外国人のお笑い座談会より



例えばシリア難民の話で――実際にあった話だけど――スウェーデンに随分前に難民として行き、今は市民権を取っているシリア人がいる。彼らの祖国から難民がたくさんやって来たときに、彼らはその新しい難民を排除したい政党に投票したんですよ。同じシリア人なのに。

レバノンでも、隣国シリアからの難民を疎ましく思う風潮がある。30年前に難民としてレバノンに来たシリア人が、レバノン国籍を取った。その役所からの帰り道で、こう言う。「あー、一体いつになったらシリア人は自分の国に帰るのか」

パックン いいジョークだね。

周 実情でしょ?

ナジーブ いや、スウェーデンは実情だけど、レバノンのところはジョーク。

パックン でしょ。だからスウェーデンの実情を題材にそういうジョークを作っているというのは、素晴らしいと思う。矛盾した状況。僕も個人的に、先に入ったアメリカ人のお笑い芸人として、後から日本に来たアメリカ人を排除したい気持ちはある。

(一同爆笑)

編集者 厚切りジェイソンとかですね。

パックン おい、名前出すな!

チャド ジョークのおおもとにあるのは真面目なことじゃないですか。それを面白おかしく伝える。

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