WHO「35度以上は扇風機で熱中症を予防できない」 と注意を促しているが.....

<世界保健機関(WHO)は、猛暑から体を守るガイドラインとして、「気温35度以上の場合、扇風機の使用では熱中症は予防できない」と注意を促しているが......>

WHOは「35度以上は扇風機で熱中症を予防できず」

連日の猛暑が続いている。こんなときは冷房や扇風機など、少しでも涼しくなれるものなら何でも活用したいところだが、扇風機の使用には実は少し注意が必要なようだ。世界保健機関(WHO)は、猛暑から体を守るガイドラインとして、「気温35度以上の場合、扇風機の使用では熱中症は予防できない」と注意を促している。

米国環境保護庁も、室内温度が32度以上になったら、扇風機を自分に向けてはいけない、としている。さらに、「熱指数」が37.2度以上の環境で扇風機だけを使用している場合、体温よりも高い温度の風にあたることで、熱によるストレスを体に与えてしまうと警告している。この「熱指数」とは、温度と湿度で算出するもので、iPhoneのお天気アプリなどで「体感温度」と表示される、あの温度だ。

そこで、こうした扇風機使用のガイドラインの正当性を調べるために、豪シドニー大学の研究者らが実験を行なった。すると、扇風機が体の負担や不快感を緩和するか逆に体への害となるかは、気温そのものよりも湿度が大切であることが分かった。湿度が低いところで扇風機を使うと、むしろ暑く感じる上に心臓に負担がかかるのだという。

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