「レッドブルを飲んだのに翼が生えない」あなた、代わりに10ドル授けます

<CMでは翼が生えてきているのに実際には生えてこないじゃないか、と憤る人たちに補償金10ドルを支払うと発表したレッドブル(ただしカナダに限る)>

「レッドブル、翼を授ける」のCMで知られるレッドブル。このエナジードリンクを飲めば本当に翼が生えてくると信じていた消費者たちは、虚偽広告だとして集団訴訟を起こした。これに対し、オーストリアの親会社Red Bull GmbH社は総額85万カナダドル(約64万ドル)和解金を支払うと発表した。

16年にこの訴訟を起こしたカナダ人のマイケル・アッターは、レッドブルは製品の効能について誤った情報をうたっていると主張。レッドブルのウェブサイトには、飲んだ人の活力や能力を向上させることを裏付ける「多くの科学的な研究結果」が引用されているが、実際にはコーヒーなどカフェインを含む他の飲料と効能は変わらないという調査結果もある。

集団訴訟の結果、07年1月1日から19年7月23日までにレッドブルを購入した人は、補償金として10ドルを受け取ることができることになった。特設のウェブサイトで、10月14日まで申し込みを受け付けている(ただし、カナダ国外からは不可)。

実は、レッドブルがこうした訴訟を起こされるのは今回が初めてではない。5年前には、同社はアメリカで虚偽広告について同様の集団訴訟を起こされ、総額1300万ドルの支払いで和解している。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)