「レッドブルを飲んだのに翼が生えない」あなた、代わりに10ドル授けます

この時は過去10年間にレッドブルを購入した人は、10ドルまたは15ドル相当のレッドブル製品の引換券を受け取る権利が得られた。

アッターはこの時の和解金を受け取ろうとしたが、カナダ人であるためかなわなかった。そこで彼は、レッドブルに含まれるタウリンの効能は同社が主張するほど高くはないとする調査結果を引用し、自らカナダで提訴。レッドブルは、コーヒーのような他の安価な製品より効果が高いとうたうことで、ケベック州の消費者保護法に違反していると主張した。

レッドブル側は声明で、同社は和解には応じたが「レッドブルのマーケティングは常にウィットに富み、誠実で正確であり続けてきた」としている。また「レッドブル、翼を授ける」という宣伝文句も使い続けている。

レッドブルは1980年代、ディートリヒ・マテシッツがアジアで人気だったエナジードリンクに注目し、欧米向けの変更を施したうえでオーストリアのスキーリゾートで売り出したもの。その約10年後にはアメリカに上陸し、販売実績本数は750億本を超えるまでになった。


K・ソア・ジェンセン

前へ 1 2

関連記事(外部サイト)