なぜホーキング博士は鬱から立ち直れたか

なぜホーキング博士は鬱から立ち直れたか

(写真=AFP/時事通信フォト)

苦境に立たされたとき、どうやって抜け出せばいいのか。“車椅子の天才”と呼ばれた物理学者のホーキング博士は、若くしてALS(筋萎縮性側索硬化症)を発病し、その絶望からうつ状態になったという。だが博士はそれでは終わらなかった。編集者の桝本誠二は、博士の言葉から「自分の夢や目標に向かっていくエネルギーが死を遠ざける。自分が純粋に何をやりたいのか、把握することが大切だ」と説く――。※本稿は、桝本誠二『ホーキング 未来を拓く101の言葉』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

■「人生100年時代」にホーキングに学ぶ

近年、人生は100年時代と言われるようになった。政府も「人生100年時代構想」と称し、“人づくり改革”を検討している。その中では、より高齢化社会になることを想定し、リカレント教育や高齢者雇用の促進などが議論されているのだ。

教育システムや雇用の受け皿ができようとも、それだけでは長寿社会を楽しむことはできない。どうしても病気や老化を避けて通ることはできないからだ。だからこそ、これからは、今まで以上に、「どのような苦境に立たされようとも、人生を謳歌するための心構え」が重要となる。

“車椅子の天才”ホーキング博士は、若くしてALS(筋萎縮性側索硬化症)を発病、余命2〜3年と宣告されたが、それから55年を生き抜き宇宙の謎に挑戦し続けた。

1 2 3 4 5 6 次へ

関連記事(外部サイト)