吉野家とはなまるうどん、ガストが共通の割引券を発行 客層の違うライバルと組み誘客

吉野家とはなまるうどん、ガストが共通の割引券を発行 客層の違うライバルと組み誘客

記事まとめ

  • 「吉野家」と「はなまるうどん」、さらに「ガスト」の3チェーンが共通の割引券を発行
  • ガストは家族客が中心で、吉野家・はなまるとは客層が異なり補完しあえる関係だという
  • 外食は中食に押され危機感を持っていて、吉野家はライバルの松屋とも手を組んだことも

吉野家がライバル"ガスト"と手を組む理由

吉野家がライバル"ガスト"と手を組む理由

3社合同定期券(画像提供=吉野家)

吉野家」と「はなまるうどん」、さらに「ガスト」の3チェーンが共通の割引券を発行した。吉野家とはなまるの運営会社は同じだが、ガストはグループ外のライバル企業だ。店舗運営コンサルタントの佐藤昌司氏は、「外食は中食に押されており、各社は危機感を持っている。吉野家はライバルの松屋とも手を組んだ。そこまでしなければ生き残れない時代になっている」と読み解く――。■企業の壁越えた「割引券」が誕生

牛丼チェーン2位の吉野家ホールディングス(HD)とファミリーレストラン最大手のすかいらーくホールディングス(HD)が企業の壁を越えて、「吉野家」「はなまるうどん」「ガスト」の3チェーンで使える共通の割引券を発行した。

割引券の名称は「3社合同定期券」。販売価格は一律300円(税込)だ。吉野家HDが展開する「吉野家」(国内約1200店)と「はなまるうどん」(同460店)、すかいらーくHDの「ガスト」(同1370店)で使える。

9月10日から10月21日に店頭で提示するたびに、吉野家で80円引き、ガストで100円引きとなり、はなまるでは天ぷら1個(100〜170円)が無料になる。期間中、何度でも利用でき、2〜4回の使用で元が取れる計算だ。

吉野家HD傘下の吉野家とはなまるは、昨秋と今春、両チェーンで使用できる割引の定期券を発行している。

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