日本人の9割は「歩き方」が間違っている

日本人の9割は「歩き方」が間違っている

田中尚喜氏(理学療法士)

健康維持には適度な運動が必要といわれている。なかでもウォーキングは誰でも自分のペースで始められる手軽な運動として人気が高い。しかし、正しい歩き方に対する知識が不足していると、けがや運動器の障害を招くことになりかねない。正しい歩き方のコツとそのために必要な筋肉について、ノンフィクション作家のかじやますみこ氏が、理学療法士の田中尚喜氏に聞いた――。※本稿は、かじやますみこ『人生100年、自分の足で歩く 寝たきりにならない方法教えます』(プレジデント社)の第2章「正しく歩けば寝たきりは防げる」の一部を再編集したものです。

■なぜ3歳ぐらいの子どもは「小股」で歩くのか

【かじやますみこ(ノンフィクション作家)】普段から、自分の歩き方について深く考えている人はあまりいないのではないでしょうか。そもそも「正しい歩き方」の何たるかを知らない人が大半だと思うのですが、わたしたちは「正しい歩き方」をしているでしょうか。

【田中尚喜(理学療法士)】日本人はもちろん、世界中のほとんどの人は、きちんと歩けていないと思いますよ。日本人の9割は、間違った歩行をしています。

【かじやま】えっ、世界中の人がダメなんですか。

【田中】はい。ヒマラヤ山脈やペルーのマチュピチュなど山岳地帯に住んでいる人たちを除けば、それ以外の人の歩き方は基本的におかしい。

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