説明上手は人の"失敗を避ける心理"を突く

説明上手は人の"失敗を避ける心理"を突く

※写真はイメージです(写真=iStock.com/SIphotography)

「デキる人」は説明がうまい。では、どうすれば説明上手になれるのか。クビ寸前から駿台予備学校で日本一の講師となった犬塚壮志氏は「多くの人は相手にメリットを説明しなければ、と考えています。しかしそれでは説明上手にはなれません」という。売上80万円の底辺講師から、季節講習会で5000万円以上を売り上げるまでになった「説明スキル」のテクニックとは――。■なぜ、今の時代、「説明力」がないと稼げないのか?

情報化社会という言葉が広がってから20年ほどたちました。私たちは情報化に伴ってさまざまな恩恵を受けてきました。しかし一方で、情報が溢(あふ)れかえったために、人間が処理しきれないという“情報過多”が大きな問題となっています。

情報は価値の源泉ではあるのですが、ただただネット上などで情報を得るだけではいけません。今の時代、情報の適切な処理ができなければ、他者と差別化できません。つまり、資本主義経済の中では「稼げない」ということになります。

逆を言えば、多くの情報を適切に処理し、解釈に労を要する情報を他者にわかりやすく説明できるだけで、稼ぐことができるようになるのです。

例えば、テレビでおなじみの池上彰さん。彼がテレビで引っ張りだこの理由の一つは、説明がとてもわかりやすいから。人柄もさることながら、池上さんと言えば、「話がとてもわかりやすい人」というイメージですよね。

1 2 3 4 5 6 7 8 次へ

関連記事(外部サイト)