日本の男女不平等ランキングは156カ国中120位 別の統計では162カ国中24位で疑問も

日本の男女不平等ランキングは156カ国中120位 別の統計では162カ国中24位で疑問も

記事まとめ

  • 『ジェンダーギャップ指数』の男女不平等ランキングで、日本は156カ国中120位だった
  • 一方、国連の『ジェンダー不平等指数』では162カ国中24位で、米英より上となっている
  • また、日本は国際的に見ても珍しく、女性の幸福度が男性を上回り続けている

世界120位「女性がひどく差別される国・日本」で男より女の幸福感が高いというアイロニー

世界120位「女性がひどく差別される国・日本」で男より女の幸福感が高いというアイロニー

世界120位「女性がひどく差別される国・日本」で男より女の幸福感が高いというアイロニーの画像

最新の「ジェンダーギャップ指数」によれば日本の男女不平等ランキングは156カ国中120位。統計データ分析家の本川裕氏は「マスコミは女性がひどく差別される国=日本という論調ですが、国連の『ジェンダー不平等指数』では162カ国中24位で、米英などより順位は上でした。また、日本の男性より女性のほうが一貫して幸福度が高いという調査もあります」と指摘する――。■「日本はひどく女性が差別される国」は正しいのか

日本の男女不平等ランキングは、156カ国中120位……。

3月31日、スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が作成した「ジェンダーギャップ指数」の最新データが公表された。「経済」「教育」「政治参加」といった分野での男女格差を指数化したものだ。日本の男女不平等の総合ランキングが156カ国中120位で、突出した男性優位社会(女性差別社会)という結果をマスコミ各社は大きく取り上げ、社説のテーマにした新聞もあった。

ただ、統計を専門とする私としては、奇妙に感じることがある。それは国連の専門機関の一つである国連開発計画(UNDP)が毎年刊行する人間開発報告書で作成されている「ジェンダー不平等指数」の結果はあまり報じられないのに、この世界経済フォーラムの「ジェンダーギャップ指数」は公表されるたびに必ず報道され、話題となることだ。

これは「ジェンダーギャップ指数」のほうが日本の男女平等度のランキングがずっと低く(女性差別社会)、その分、目立っていて取り上げやすいからだろう。

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