「何度見ても心を奪われてしまう」ディズニーキャストだけが楽しめる園内の"ある光景"

「何度見ても心を奪われてしまう」ディズニーキャストだけが楽しめる園内の"ある光景"

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Hanna Yohanna

東京ディズニーリゾートのキャスト(従業員)が、思わず手を止めて見惚れてしまうという光景がある。約8年間、清掃スタッフを務めた笠原一郎さんは「遅番のキャストは午後8時半からの花火を見ることができる。その光景は何度見ても心を奪われてしまった」という――。(第2回/全3回)※本稿は、笠原一郎『ディズニーキャストざわざわ日記』(三五館シンシャ)の一部を再編集したものです。

■てんてこ舞いになるゴミ収集担当

混雑時にたいへんなのが、ゴミの対応である。入園者数とゴミの量はほぼ比例している。5万人を超えると、トラッシュカンがあっという間にいっぱいになる。たまりやすい場所だと30分程度で満杯になることもある。

トラッシュカンからゴミをあふれさせることはあってはならないので、「ダンプ」というゴミ収集担当がてんてこ舞いとなる。パンクしそうなトラッシュカンがあれば、それに気づいたスイーパー担当から連絡があり、「ダンプ」担当が現場に急行する。

「『グランマ・サラのキッチン』出口横のトラッシュカン、もういっぱいであふれ出ています! 至急対応をお願いします」

スイーパー担当が叫ぶ。この連絡はグループ通話で全員に聞かれるので、あたかもダンプ担当がさぼっているようで肩身が狭い。スイーパー担当も担当エリアを回りながらトラッシュカンの中を確認する。

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