「そろそろ酒やタバコは控えたら」そんな医者や友人のアドバイスは適当に無視したほうがいい

「そろそろ酒やタバコは控えたら」そんな医者や友人のアドバイスは適当に無視したほうがいい

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Seiko

健康のために酒やタバコは控えたほうがいいのか。生物学者の池田清彦さんは「35年以上、毎日酒を飲み続けているが、僕は元気だ。アルコールの分解能力には個人差が大きいので、自分の体で判断することが大切だ。医師に言われたからと酒を我慢してストレスがたまったら、かえって健康を害する」という――。※本稿は、池田清彦著『病院に行かない生き方』(PHP新書)の一部を再編集したものです。

■連続飲酒記録1万2806日でも元気

僕は35歳の頃から毎日酒を飲んでいる。記憶している限り、最後に酒を飲まなかったのは、1987年の2月のことだ。

この日、肝臓がんで入院していたおふくろの見舞いに行ったのだけど、しばらくして急に容態が悪くなり、そのまま朝まで付き添うことになった。だから酒が飲めなかったんだよね。もちろんその晩は酒のことを考える余裕などなかったけど、翌朝になると幸いにもおふくろは持ち直し、ほっとひと息ついたその時にふと、「ああ、昨日は酒を飲まなかったなあ」と気づいたわけだ。

それ以来、今日まで酒を飲まなかった日は一日もない。連続飲酒記録はすでに35年1カ月以上、日数に換算すると1万2806日以上続いている。最近は、この記録を伸ばすことに意地になっているような気がしないでもないのだけれど、記録が伸びているということは、ずっと健康に過ごせているということの証でもある。

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