柳井正"これまで読んだ中で最高の人事本"

柳井正"これまで読んだ中で最高の人事本"

ファーストリテイリング 柳井正会長兼社長(撮影=石橋素幸)

ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は大学卒業後、ジャスコで9カ月間働いた。その時の面接官は、イオングループ創業者・岡田卓也の実姉・小嶋千鶴子だった。小嶋氏の評伝『イオンを創った女』(プレジデント社刊)を読んだ柳井氏は「今まで読んだ人事の本の中で最高の本。小嶋さんと僕は経営に関する考え方が全く一緒だ」と語る――。■人事の本では、これまでで最高の1冊

――本書をお読みいただいてありがとうございます。

著者の「東海さん」て、なんか聞いたことがあるなって思ったのだけれど、思い出しました。僕は大学を出て最初にジャスコに就職したのですが、そのときの面接官が小嶋千鶴子さんだったんです。その小嶋さんが「東海くん、東海くん」と呼んでいた。その声をね、読んでいて思い出しました。

それにしても、この本は久々の傑作だと思いました。経営とは人事のことなんです。この本は今まで僕が読んだ人事の本の中で最高の本です。だから最高の経営の本ともいえる。小嶋さんの言葉という素材が最高なのはもちろん、著者の東海さんがそれを実によくまとめている。小嶋さんは僕と経営に対する考え方が全く一緒。この本、全社員に配りたいくらいです。

■小売業の経営者を超えている小嶋千鶴子

――小嶋千鶴子さんについてはどのような印象でしょうか。

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