佐藤優「旧統一教会の本質は、反共ではなく、朝鮮半島の統一を悲願とする朝鮮半島ナショナリズムだ」

佐藤優「旧統一教会の本質は、反共ではなく、朝鮮半島の統一を悲願とする朝鮮半島ナショナリズムだ」

自由民主党公式サイトより

旧統一教会と自民党の癒着が問題視されている。元外交官で作家の佐藤優さんは「旧統一教会は、反共産主義を掲げる関連団体を通じて日本の保守政界に浸透したが、内実は南北統一を悲願とする韓国/朝鮮ナショナリズムの性格を強く帯びている。自民党の価値観と合致するとは思えない」という――(連載第22回)。■相手の素性など気にしないのが、政治家の普通の感覚

旧統一教会(現・世界平和家庭連合)と政治との関わりを見ていると、自民党議員の不誠実さを感じないわけにいきません。関連団体のイベントに祝電を打ったり出席したりした事実を指摘されたら、口をそろえて「旧統一教会との関わりは知らなかった。これからは気をつける」と言い訳しているからです。

政治の世界に長くいれば、どんな団体がどういう性格で、どんな人物が主宰しているか、簡単に調べられます。仮に反社会的勢力の場合なら、知らずに付き合ってもアウトです。反社とまでは認定されない団体についても、過去の反社会的な行為が問題になってきたかどうかは、すぐにわかるのです。

要するに、選挙を応援してくれたり票を回してくれるなら、誰であろうとかまわない。相手の素性など気にしないのが、政治家の普通の感覚なのです。これは、自民党の政治家に限った話ではありません。統一教会問題で自民党を激しく攻撃している立憲民主党の国会議員にも旧統一教会の応援を受けている人が複数いることが明らかになっています。

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