幸楽苑ホールディングスが「いきなり!ステーキ」とFC契約 日高屋と利益率に大きな差

幸楽苑ホールディングスが「いきなり!ステーキ」とFC契約 日高屋と利益率に大きな差

記事まとめ

  • 幸楽苑HDは「いきなり!ステーキ」のペッパーフードサービスとFC契約を結んだ
  • 幸楽苑HDの経営は厳しく、全店舗の1割弱にあたる52店舗の不採算店舗を閉鎖する
  • 同じラーメン店「日高屋」とは営業利益率で大きな差が生じているという

ステーキに業態転換「幸楽苑」低迷の構造

ステーキに業態転換「幸楽苑」低迷の構造

テーブル席中心のラーメン店から、立ち食いステーキ店へ。真逆に振れた理由とは?(編集部撮影)

今年11月10日、幸楽苑ホールディングスはラーメン店など561店舗のうち1割弱にあたる52店舗の閉鎖を発表した。同社は先立つ今年10月、「いきなり!ステーキ」のフランチャイズ1号店を福島市にオープンさせると発表している。なぜステーキ店への業態転換を急ぐのか。店舗経営コンサルタントの佐藤昌司氏は、「郊外ロードサイド型の店舗は限界を迎えている」と指摘する――。■「幸楽苑」から「いきなり!ステーキ」へ

今年10月、ラーメン店「幸楽苑」を展開する幸楽苑ホールディングス(HD)が、立ち食い形式のステーキ店「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスとフランチャイズ契約を結んだ。採算性の低い幸楽苑をステーキ店へ業態転換し、新規でも「いきなり!ステーキ」を出店していく方針だ。

FC1号店となる「いきなり!ステーキ福島太平寺店」(福島県福島市)は、12月21日にオープンする。オープン時には、両社の社長がそろってテープカットにのぞむという。

幸楽苑HDとしては、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長している「いきなり!ステーキ」をFC展開することで、業績を立て直したい考えだ。一方ペッパーフードサービスは、これによってさらなる出店拡大が見込めるようになる。

■不採算店舗閉鎖で5億3000万円の特別損失

幸楽苑HDの経営は、厳しい状況にある。11月10日には、全店舗の1割弱にあたる52店舗の不採算店舗を閉鎖すると発表した。

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