「専業禁止」企業の働き方は"幸せ"なのか

「専業禁止」企業の働き方は"幸せ"なのか

エンファクトリー社は公式サイトにも「専業禁止」と大きく掲げている

先日公開した「『副業』をバカにする社員がむかえる末路」には、多くの反響が寄せられた。「副業推奨は時代の流れ」という声があった一方、「一部の人だけの話」「実感がない」という声もあった。そんな中、企業理念として「専業禁止」をうたう企業から「現場を見てほしい」という連絡が届いた。「専業禁止」とはどのような働き方なのか――。■最初は社員も戸惑った

東京、代官山。エンファクトリー社は、東急東横線の駅からほど近くにある。従業員数30名、2011年に総合生活情報サイト・オールアバウトから分社化したまだ若い会社だ。EC・WEB受託開発を主な事業として展開している。

エンファクトリーのユニークな点は、2011年の分社化当時から「専業禁止」をうたっていることだ。一見すると、かなりインパクトのあるワードだが、エンファクトリーでサービスマネジャー兼チーフデザイナーを務める藤生朋子氏は「当初は社員たちにも戸惑いがあった」と振り返る。

「社として専業禁止を打ち出した当時、それをポジティブに受け止める社員とネガティブにとらえる社員、その割合はまあ半々でしたね」

「専業禁止」は、イマドキの企業で働く社員から見ても、目新しい取り組みだったようだ。

■「ローカルプレナー」という働き方

エンファクトリーは、ウェブサイトの受託開発以外にも、さまざまな事業を行っている。そのひとつが「複業家」の支援だ。エンファクトリーの「事業概要」には、以下のように記されている。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ

関連記事(外部サイト)