インド人富豪が日本企業を毛嫌いする理由

インド人富豪が日本企業を毛嫌いする理由

※写真はイメージです(写真=iStock.com/VikramRaghuvanshi)

ゼロ成長の続く日本と異なり、毎年6〜7%台の経済成長を続けるインド。進出をもくろむ日本企業は多いが、インド人経営者から取引を拒まれるケースが増えているという。インドでコンサルティング会社を経営する野瀬大樹氏は「ほかの国に比べて、日本企業は判断や動きがひどく遅く、毛嫌いされている」という――。※本稿は、野瀬大樹『お金儲けは「インド式」に学べ!』(ビジネス社)の一部を再編集したものです。

■インド在住の公認会計士が目撃した、現地の残念な日本企業

私がインドで会社を立ち上げて、ビジネスをしていると日本人に言うと、たいていこんな感じで返される。

「え、インド! 大変ですね! 暑いんですよね? 水とか大丈夫ですか? たしか牛肉は食べられないんですよね?」

実は、このような生活面においては、特に何の問題もない。水はミネラルウォーターならどこでも手に入れられるし、1年中真夏日というわけでもない(ただし、あのマクドナルドでもビーフが食べられないのは事実だが……)。

では、インドで生きていくうえで一体、何が大変なのか。実際のところ一番キツイのは、社内外での「インド人とのやり取り」だ。彼らのマインド、仕事の進め方は、当たり前といえば当たり前だが、日本人とはまるっきり違う。そういった個人個人間のギャップに、いちいち対応しなければならないのが、とても大変なのだ。

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