クルマで街を徘徊する老人がウヨウヨいる

クルマで街を徘徊する老人がウヨウヨいる

※写真はイメージです(写真=iStock.com/bee32)

高齢ドライバーによる重大事故が相次いでいる。首都圏でケアマネジャーをする男性は「要介護認定を受けているにもかかわらずクルマの運転を続ける人が多数います。一昼夜クルマで走り続け“徘徊”する人もいました。免許返納にも応じない人がほとんどなので、免許更新の厳格化を検討してほしい」と訴える――。■要介護認定された高齢者でも運転を続けている

4月19日、東京・池袋で87歳の男性が運転するクルマが暴走し、自転車に乗っていた母娘が死亡、8人が重軽傷を負うという悲惨な事故が起きました。その後も高齢ドライバーによる重大事故が連日のように報じられています。

この問題は介護業界でも重く受け止められています。首都圏の某市で10年以上ケアマネジャーを務めているTさんは、こう話します。

「私たちが担当する利用者さん、つまり要介護認定され介護サービスを受けている方のなかにも運転を続けている方が少なくありません」

要介護認定を受けるというのは、体の機能はもとより判断力や認知能力が弱っている状態であり、「クルマの運転なんか無理」と思う方も多いでしょう。ところが、当たり前のように運転をしている人が相当いるというのです。

■一昼夜走り続け100キロ以上離れたところで保護された

「要介護認定を受けていても日常生活は普通に送れる方はいるので、運転は無理と決めつけることはできません。

1 2 3 4 5 6 7 次へ

関連記事(外部サイト)