"転職で給料減った"は能力の問題ではない

"転職で給料減った"は能力の問題ではない

※写真はイメージです(写真=iStock.com/SIphotography)

給料の上がる転職をするには、どうすればいいか。人事・戦略コンサルタントの松本利明氏は「行きたい会社の成長段階を見極め、自分がそこにマッチするかを判断することが重要だ。そうしないと入社しても報酬ラインが上がらず、不本意な転職を繰り返す羽目になる」と指摘する――。※本稿は、松本利明『「いつでも転職できる」を武器にする』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

■あなたの「仕事の値札」はいくら?

「あなたの市場価値は?」と言われると迷うことでしょう。市場価値とはあなたの「仕事の値札」のことを言います。

現在の労働市場の中で、仕事の値札は所属する業界、組織規模、職種、職位などで決まります。自身が持つポテンシャル、スキル、経験、資格で決まるものではありません。あなたの属性と会社の「人材の需要と供給」がすべて一致して初めて、本当の市場価値が分かるのです。

仮にあなたが人事課長をするとしましょう。テレビ局の人事課長なら年収1500万円。でも、ガソリンスタンド会社の同じ役職なら372万円となります。あなたが同じ仕事をしても、業界が違うだけで年収は約4倍の差がでてしまいます。

逆の見方をすると、同じ仕事をするなら高い年収を貰える業界にいた方が、割がいいとも言えます。そう、あなたが高く売れれば、同じ仕事でも市場価値は高くなるのです。

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