作業服を売らない「#ワークマン女子」、「ジェンダー観定まっていない」と指摘も

作業服を売らない「#ワークマン女子」、「ジェンダー観定まっていない」と指摘も

記事まとめ

  • ワークマンが女性をターゲットにした新規店「#ワークマン女子」を横浜にオープン
  • 男性向け商品も取り扱うため「#ワークマン女子with男子」の店名も使うという迷走も
  • 作業服を売らずピンクを多用し、「ジェンダー観の甘さ」が強調されたと筆者は指摘

トラック運転手だった女性が「#ワークマン女子」に感じた強烈な違和感

トラック運転手だった女性が「#ワークマン女子」に感じた強烈な違和感

作業服大手のワークマンが16日に開業する、女性向けのカジュアルウエアストア「#ワークマン女子」1号店。同社は作業服・作業用品を扱わない女性客を主体とした店舗を、今後10年間で400店出店する予定(神奈川県横浜市のコレットマーレ) - 写真=時事通信フォト

急成長するワークマンが、女性をターゲットにした新規店「#ワークマン女子」を、横浜市の商業施設にオープンさせた。元トラックドライバーのライター、橋本愛喜氏は「『職人の味方』はどこに向かっているのか。長年の愛用者だった身として違和感しかない」という??。■職人の味方、ワークマンの自信

工場を経営していた当時、筆者はワークマンの作業服の愛用者だった。

油まみれになる構内作業に、トラックでの納品引取り。作業服が必須な現場だった。
ワークマンの作業服は、安くて丈夫でサイズも豊富。何より、家と工場の行き来にちょっと買い物で足を延ばす程度の毎日においては、ちまたにある「ザ・作業服」とは違った普段着っぽさがうれしかった。

当時のワークマンには、まだ女性モノの作業服のバリエーションが現在ほど多くなく、必然的に選ぶ服は男性ものばかりだったが、女性が女性モノの服を着なければならないという感覚が元々なかった筆者にとって、それは全く苦になることではなかった。

工場を閉じて以降、海外への移住やライター転身などで以前のように通うことが少なくなったワークマンに、筆者が再び注目したきっかけになったのは、「楽天からの撤退」だった。

これまで作業服の生産過程で培った「動きやすさ」、「機能性」への開発技術を活用し、キャンプウエアやカジュアルウエアなどといった「非ブルーカラー向け」の商品を次々と開発・商品化。

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