売れないアラフォー俳優の日常「週7日のバイトでもいつか来るチャンスを待つ」

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「夢を持とう」、「好きなことを仕事に」

 昨今、これまでに無かった様々な働き方が注目されるようになり、このようなポジティブな言葉が、多く蔓延し始めている。しかし、それは本当に万人を幸せにすることのできる言葉なのだろうか? 今回は、夢を持ち、好きを仕事にし、しかしいまだ幸せを掴めない男たちに話を聞いてみた。

 約束の場所に現れた男性、竹田さん(44歳・仮名)は、身長180cmを超える長身に爽やかなマスク。一昔前のトレンディドラマに出演していそうなルックスで、一般的に見る40代とは一味違う風貌だ。それもそのはず、竹田さんの職業は「俳優」である。

◆週7日のバイトで生計を立てる

「俳優の仕事は今は月に1本あれば良い方ですね。その他の時間はひたすらバイトをしています。今は都内のバーで深夜の時間帯に働いています。オーナーも心の広い方で、突発的に仕事が入った時も融通を効かせてくれますし、役者仲間も結構働いていて情報交換にもなります。ただ労働基準法の関係か、最近では週に6日しか働かせてもらえず、仕方なく業務委託契約でチラシ配りの仕事も始めました」

 映画俳優になる夢を掲げ24歳で上京。有名俳優の付き人を経て俳優活動をスタート。俳優としてのキャリアは今年で20年になるが、いまだ代表作と呼べるものは無いそう。

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