大人の発達障害と、ただ生きづらい人の違いは?当事者が感じる境界

大人の発達障害と、ただ生きづらい人の違いは?当事者が感じる境界

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かつては未成年の問題だと思われてきた発達障害が、「大人の問題」として急速に認知され始めている。メディアでの露出も増え、自分や周りの人間に対して「実はそうなのかも」と思った人もいるのではないか。果たして「大人の発達障害」を抱える社会人たちの現状とはどんなものなのか。生きづらさを抱える大人たちの姿に迫った。

◆当事者が考える「発達障害者」と「そうでない人」の違いとは?

 生きづらさを抱える当事者が思う、「発達障害者」と「そうでない人」の決定的な違いとは何なのだろうか。

 週刊SPA!は今年6月、発達障害の当事者(自覚症状がある“グレーゾーン”の人たちも含む)300人にネットアンケートを実施。「ボーダーラインはどこにあると思いますか?」と尋ねてみたところ、「周りが普通だと思っている、当たり前のことができない」という部分に壁を感じているようだ。

「もっともわかりやすい違いは、結婚できるか、恋人や友人をつくれるかということ。相手の気持ちを察することができない、空気を読めない僕ら当事者にとって、世の中で“普通”とされているコミュニケーションを取り続けるのが、かなりキツイ」(36歳・IT)

「言っていることを理解するのに時間がかかるのに、一気に何かを言われると脳の処理速度が追いつかずにパニックになる。

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