富田林の逃走犯が「西成区あいりん地区」に潜伏している可能性は?

富田林の逃走犯が「西成区あいりん地区」に潜伏している可能性は?

職務質問を受けるあいりん地区の住人

8月12日に大阪・富田林警察署から逃走した樋田淳也容疑者(30)。尼崎市をはじめ、「似た男」の目撃情報があるものの、依然としてその足取りはつかめていない。容疑者は富田林市から北に向かって逃げているということもあり、ネット上では潜伏先の1つとして西成区あいりん地区もあがっているようだ。同地区は2007年、千葉県市川市で起きたリンゼイ・アン・ホーカーさん殺人事件の容疑者、市橋達也が身を潜めていたことでも知られているが、今回もその可能性はあるのか? あいりん地区に住む人々に話を聞いた。

◆富田林の逃走犯は西成にいるか?

 富田林警察署から北東に20キロメートル進んだ場所に位置するあいりん地区。容疑者の潜伏先としてまっさきにあげられてもおかしくないこの地区では、今回の事件はどのように映っているのか? あいりん地区のドヤ(簡易宿泊所)で清掃の仕事をしている男性Aさんはこう話す。

「その事件のことは知っているが、この街ではあれくらいではそこまで話題にならない。あんな逃走犯に構っていられないほど、この街には話題が豊富だからな。薬物中毒、性犯罪、殺人、色んな罪を犯した人間が集まっている。富田林の逃走犯があいりん地区にいようといまいとそこまで関心が湧かない」

 今年の2月に西成区の民泊施設で女性の遺体の一部が発見された事件の際も、当のあいりん地区ではさほど話題にはなっていなかった。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)