SNSにしか居場所がない家出少女たち…路上にもいられない理由

SNSにしか居場所がない家出少女たち…路上にもいられない理由

※写真はイメージです

熱中症の死者が過去最多を記録するなど、歴史的な酷暑となっている今夏。毎年のように週刊誌やワイドショーで特集される家出少女たちの生態に異変が起きている。

◆居場所を失っていく家出少女たち

 異例の酷暑に襲われる家出少女たちが路上から姿を消し、イートインなどを渡り歩いているという。だが、暑さだけが原因ではない。NPO法人BONDプロジェクト代表の橘ジュン氏は、彼女たちが「路上にいづらくなっている」理由を次のように分析する。

「全国各地で青少年保護育成条例が導入され、未成年はカラオケやファミレス、ネットカフェにいられなくなってしまった。彼女たちにとって、今はますますスマホが命よりも大事になっています」

 家庭や学校に居場所がなく、街中にもいられない……。そんな家出少女たちの内面も変化している。

「そもそも虐待などは外部からは見えない。以前であればいわゆる“アウトロー”のような生き方に走るコが多かったんですが、現在は“フツー”に見られたくてしょうがないんです。学校での成績も良く、心に傷を負っていても表には出てこない。自己表現の仕方がまったく変わりました」

 可視化されにくくなっても、問題があることには変わらない。抱えきれなくなった思いを共感の得やすいSNSにぶつける。

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