「自動運転の本格普及は商用車から」の理由 2025年までに段階的に実用化

「自動運転の本格普及は商用車から」の理由 2025年までに段階的に実用化

「自動運転の本格普及は商用車から」の理由 2025年までに段階的に実用化の画像

「自動運転」というフレーズが珍しくない昨今。と同時に「どうせ、〇〇限定とか条件つきでしょ?」など、世間のイメージと実態の乖離にガッカリすることもしばしば。我々がイメージする自動運転車とは、「行き先を設定すれば、あとはクルマが目的地まで安全に運んでくれる」というもの。そんな“真の自動運転車”はいつになったら登場するのか?

西村直人=文 Text by Nishimura Naoto

◆誇大表現一切なし。運転手不要の“真の自動運転車”はいつ乗れるのか?

 ここ数年、「自動運転」というキーワードを見聞きしない日はない。正式名称を「自律自動運転技術」(以下、自動運転技術)というこの技術だが、実は「本格普及するのは商用車から」だと聞いたら少し驚くだろうか?

 正確には、乗用車も商用車も自動運転に必要な基本的な技術は同じ。ただ、乗用車と比べて商用車は、走行する場所を限定しやすいという特徴があるため、自動運転技術を搭載した車両の普及は商用車が先になる。とりわけ大型トラックの場合は、都市間輸送として主に高速道路を走行することが多い。ざっくり言って、国内の大型トラックの走行は約60%が高速道路だ。

 高速道路には歩行者がおらず、丁字路(現在はT字路とも言う)などからの飛び出しがないことから自動走行状態を保ちやすいという利点があるのだ。

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