上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』パクリ騒動 インディーズ映画業界の体質原因か

上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』パクリ騒動 インディーズ映画業界の体質原因か

記事まとめ

  • 上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』にパクり疑惑が浮上し、騒動となっている
  • インディーズ映画に携わる監督・脚本家のSさんは「明日は我が身です」と語る
  • 曖昧な契約関係が横行するインディーズ映画業界で、起こるべくして起こったこととも

『カメラを止めるな!』パクリ騒動の背景に、インディーズ映画業界のナアナア体質

『カメラを止めるな!』パクリ騒動の背景に、インディーズ映画業界のナアナア体質

(C)ENBUゼミナール

この夏、SNSを中心に大きな話題を集めた映画『カメラを止めるな!』。製作費は300万円、スタートは都内2館のみという、いわゆるインディーズ映画だったこの作品が、あれよあれよという間に大ヒット。上田慎一郎監督も話題の人として多くのテレビ番組に引っ張りだこになり、興行収入もいまや12億円を突破した。

 そんな中、『カメラを止めるな!』を製作するにあたって上田監督の着想の元となった舞台の劇団主宰者が、「この映画は自分の作品を無断でパクった」と週刊誌『FLASH』(9月4日号、11号)で告発し、大騒動となっている。

◆「契約なし」もタダ働きも普通のインディーズ映画業界

 原案か、原作か――。

 あくまで「原案」であるというと言う配給元ら監督側に対し、「原作」だと主張する告発者側の言い分は対立しているが、公開当初は好意的だった告発者が大ヒット後に手のひら返しをしていることや、構成部分が似ている程度の「酷似」であることなどから、現段階では多くの世論が監督側支持に傾いているように見える。

 その一方で、多くのインディーズ映画に携わる監督・脚本家のSさんは「自主映画業界の沼に浸かっていると明日は我が身です」と語る。

「契約や権利関係が不十分なままで映画製作が進むのはよくあることです。

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