大阪の“昼飲み文化”を不安視する地元の声。時短要請の効果も限定的?

大阪の“昼飲み文化”を不安視する地元の声。時短要請の効果も限定的?

若者で溢れる大阪、梅田

◆若者で溢れる大阪の街

 4月1日、大阪府では新型コロナの感染者が616人確認されて、3日連続で東京の感染者数を上回った。これを受けて政府は感染が拡大している大阪府、兵庫県、宮城県に対して改正新型コロナ特措法に基づく「まん延防止等重点措置」を適用することを正式決定した。

 大阪府では3/31の新規感染599人のうち10〜30代が51%、中でも感染経路不明が60%台に急増。緊急事態宣言の解除後も午後9時までの時短営業が延長されたのだが、感染者の増加を押さえ込むことはできなかったようだ。大阪梅田の会社に勤務する会社員の男性は呆れ顔でこう話す。

「ここ最近、梅田の街は明らかに学生など若者が増えています。元々、梅田はキャバクラや飲み屋が多いサラリーマンの街と知られていて、観光客の多いミナミに比べると地元の人が多く飲みに来ていたんです。

 しかし、昔からある居酒屋がコロナで閉店して以来、屋台風居酒屋など、若者向けの飲食店が一気に増えたんです。そのため、緊急事態宣言の解除前でも梅田の東通り周辺では多くの若者で賑わっていました。特に2月、3月は春休みらしき学生で溢れていて、卒業旅行を自粛するよう内定先から言われたので友達と集まって飲む以外、やることがないといった様子でしたね」

 男性は以前から梅田周辺の居酒屋に通っていたというが、ここ1年ですっかり「若者の街」となってしまったため「行きづらくなった」と溜め息混じりに話してくれた。

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