youtubeの広告に慣れた現代人に「返済催促のメール」は響かない

モバゲーとmixiは駆逐され、東京の学生たちが一足早くLINEグループを作っていた。

 一人暮らしを始め、携帯代が7,000円くらいすることを知った。ちょっと良いオプションをつけたらすぐに10,000円を超えてしまう。いつの間にかその金額にも慣れてしまい、携帯周りは大体1万円くらいかかるのが常識になった。この間に吸っているタバコは500円を超えた。

 楽天モバイルとか、Yahooモバイルとか、そういう安い携帯会社が出始めた。この時点でもうついていけなかった僕は、これらがジェネリック携帯のように思えて手を出せなかった。ある種の老害化を感じた。あれだけ熱中していたパズドラとモンストを辞めた頃だった。

◆安くするための手続きは面倒

 借金をして、携帯代が無視できなくなってきた。でも「あるのが当たり前」になってしまったせいで、安くするための手続きすら面倒になっていた。引っ越してすぐに役所に届けに行く人間があるだろうか。新居に夢中になって、大した仕事でもないのに忙しさを理由にズルズル住所を移さないような、そんな人間だから借金もズルズル返すのが遅れている。携帯なんて瑣末なものに目を向けられるわけがない。金にだらしないというよりも、常日頃頭にこびりついて離れない数字が「400万」だから、数千円が見えなくなっている。

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