<純烈物語>「観客の前で演る楽しさ」後上翔太を成長させた御園座の舞台<第94回>



 去年のライブができなかったブランクから渋公(観客1人ライブ)までの時期は頭と体が合致しない、体が純烈仕様ではなく普通の人というイメージになっていて。純烈のリーダーって、どんなだったっけかな?と思い起こしながら演じる感覚だったんです。それが今はマスクして、お客さんの人数も絞ってやりながらいろんなケースを経て、どんとこい!な純烈に戻ってきた感触がつかめている」

 スポーツもそうだが、試合勘というものは継続しなければ身につかないし戻らない。2020年6月に無観客、11月に生配信でライブをおこなったものの、いずれも“単発”だった。

 そのたびに肉体的、体力的な課題はメンバーも口にしていたが、4人が一本の線でつながった状態でのパフォーマンスという点ではそれぞれの“ライブ勘”が同じゲージにないとズレやほころびが生じてしまう。その意味で、歌とは違う形ながらも御園座の舞台は大きかった。小田井涼平も実情を明かす。

「この1ヵ月、みんなが同じことをやってきたのは、本当に失礼な言い方ですけどグループとしていいリハビリになりました。もちろん、リハビリのつもりでなんてやっていなかったけど、ライブをやる上でお芝居的要素が入ってくる可能性もあるし7月の明治座の公演も控えていたので、あのタイミングで全員が一つのものを作る場があったのはよかった。

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