酒がダメなら、クリームソーダを。コロナ苦況のバー、喫茶営業に活路

酒がダメなら、クリームソーダを。コロナ苦況のバー、喫茶営業に活路

「湊」820円。写真提供/白季ジルさん(Twitter:@gilles_mmd)

3回目の緊急事態宣言。東京都・小池知事は飲食店での酒類の提供を終日禁止に。「断腸の思いならぬ断酒の思いでお願い」と呼びかける中、期間限定で“断酒”を決めたバーがある。

◆酒類提供禁止で窮地に「酒がダメなら、クリームソーダを」

「カクテルの代わりに、108種類のクリームソーダを期間限定で提供しています」

 こう話すのは、東京・町田駅近くにある2011年創業のバー「ランバリオン」のオーナー・菅原翔さん(36)。同店には菅原さんをはじめ、カクテルコンペティション受賞歴のある本格派バーテンダーが在籍し、ラム酒とカクテル、こだわりのおつまみや肉料理を提供していた。

 しかしコロナの影響で営業が出来ない日も多く、売り上げは前年比の10分の1程度になるなど、苦しい状況が続いていた。そこに3回目の“宣言”、そして“酒類提供禁止”。窮地に追い込まれたバーは……。

◆カクテルに近い感覚で作れる

「バーではなく、『純情喫茶 スガハラ』として、5月11日までの期間限定で営業を始めることにしました」(菅原さん、以下同)

 3回目の宣言前から、酒類を提供できない場合を想定して、“クリームソーダ構想”を練っていたと話す菅原さん。

 クリームソーダはカクテル同様にソーダを使用しているため、「カクテルに近い感覚で作れるのではないか」と考えたという。

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