“ネットの誹謗中傷をなくす”団体の代表が炎上。“お前が言うか”祭りになったわけ

“ネットの誹謗中傷をなくす”団体の代表が炎上。“お前が言うか”祭りになったわけ

次から次へと出てくる、ネットの誹謗中傷問題。そこには偽の正義も存在する?

◆ネット上の誹謗中傷をなくす団体の代表が、過去のツイートで炎上

 これほどまでに「お前が言うな」の声が広がった鮮やかな炎上は、滅多にお目にかかれるものではないだろう。
 
 去る5月、SNS誹謗中傷を無くすための持続的な活動を掲げ意気揚々と立ち上がった団体が、ド派手に燃えた。一般社団法人「この指とめよう」。
 
 その代表を務めるクリエイティブディレクターの小竹海広氏が、過去に有名子役を名指しして「死ね」とツイートをしていたことが明らかになり、そこに対する非難は収拾がつかなくなった(小竹氏は5月30日、「過去の私の不適切ツイートについて お詫び」という文書を画像にして、自身のTwitterに掲載した)。

 団体の主な活動内容を見ると、「監視チームでSNS誹謗中傷が多く発生していると判断した場合には、啓発広告を配信」とある。

 その誹謗中傷の想定は「差別一般(レイシズム・セクシズム・ルッキズム・エイジズム・障害者差別等)」を主とし、「その中に含まれない誹謗中傷に類される事案については運営メンバー・アドバイザリーボードによる協議の上で定性的に最終判断を行う」とあった。

「未就学児・小中学生等を対象に、童話をもとにした啓発図書を作成。教育機関や出版社と提携し、児童への図書の寄付活動を行う」とまで。

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