「菅総理はトップの器じゃない」パンケーキにダマされた<後編>

「菅総理はトップの器じゃない」パンケーキにダマされた<後編>

?2021『パンケーキを毒見する』製作委員会

2020年9月に安倍晋三元首相の体調不良による辞任をきっかけに発足した菅義偉内閣。

 同年秋から始まった「Go To トラベルキャンペーン」によるコロナ感染の再拡大や、長男による総務省幹部への違法接待問題、そして順調とは言い難いワクチン接種計画、感染拡大が収まらない中でのオリンピック開催などで、菅内閣は支持率を急激に下げています。

 菅首相と言えば「パンケーキ」。内閣発足当時、堅い感じの風貌とは裏腹の愛らしい好物に好感を持った人も多かったようです。ところが、その中身はどうなのか……。そんな思いを込めた菅義偉首相の政治手法に迫ったドキュメンタリー『パンケーキを毒見する』が7月30日から新宿ピカデリー他全国で公開されます。

 前回に引き続き、権力を監視するメディアの役割や自民党一党支配の理由などについて話を聞きました。

◆新聞記者を招いてパンケーキを食べる会

――映画の後半では赤旗が「桜を見る会」のスクープをしたことなどを取り上げて、ジャーナリズムの在り方についても言及しています。

内山:菅内閣を追っていく中で、総務省の幹部官僚たちが広告代理店から接待を受けていたことが明らかになりましたが、最近の政治に関するスクープは新聞発ではなくて週刊文春発なんですね。

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