「菅総理はトップの器じゃない」パンケーキにダマされた<後編>

そのためにハードルはあったが共産党員になった」と語る赤旗の記者が登場します。

内山:ある意味純粋ですよね。「そういう人もいる」ということを伝えたくてあのシーンは入れました。多くの人から好感が持てたと評判がいいです。

◆菅さんのために命を捧げる官僚はいない

――「安倍さんのために命を捧げる官僚はいるけれども、菅さんのために命を捧げる官僚はいない」と菅首相についての著作のある作家の森功さんは語っていました。

内山:森さんは有名になる前から菅首相に注目していて、故小此木彦三郎議員の秘書時代や横浜市議会議員時代からの周辺取材をまとめた『総理の影: 菅義偉の正体』(小学館) を2016年8月の段階で出版しています。菅首相が安倍政権の官房長官在任中のことです。

 森さんは首相になってから菅さんは変わったと言っていました。かつての勢いがないと。安倍さんの右腕として政権運営を上手くハンドリングしている方が合っていたのかもしれません。それこそ人事を握って各所に圧力を掛けててでも、安倍さんのやりたいこと、目指す方向性のことを実現して行けば彼自身の手柄も増えて評価もされます。

 ところが、トップになった途端、自分がやるべきことが見えないので、メッセージも発信できないというのが実情なのではと語っていました。

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