五輪に憤る湾岸タワマン住民。無観客なのに「厳戒態勢」でストレス爆発

停車せず歩道を横切って会場に入る車に、自転車に乗った小学生がひかれそうになっていたこともあった。信号機のない横断歩道でも一旦停止しないのですが、そもそも路上の『止まれ』の意味がわからないんでしょうね」

 有明在住の50代女性は一部の外国人に恐怖心を抱いている。

「五輪会場の設営スタッフだと思われる、イカついお兄さんたちが、タトゥーが入った両腕両脚を露出して家の周りを徘徊している。単なるファッションなのでしょうが、ちょっと前に五輪スタッフがコカイン所持で逮捕された一件もあったので、正直怖いですね」

 さらに感染リスクへの不安も。お台場在住の40代男性の話。

「お台場にある小学校は、英国選手団のトレーニング拠点として“徴用”されちゃったんです。夕方になると選手団の一員が近隣の公園で、コンビニで買ったビールを飲んでいる。いったい、バブル方式はどうなっているの?」

 これらは文化の違いや認識不足のレベルで、当の外国人には悪気はない。責められるべきは大会組織委員会の周知徹底不足だ。

取材・文・撮影/奥窪優木

【奥窪優木】
1980年、愛媛県生まれ。上智大学経済学部卒。ニューヨーク市立大学中退後、中国に渡り、医療や知的財産権関連の社会問題を中心に現地取材を行う。

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