ワクチン接種者と未接種者の間に広がる「分断」。ママ友、タワマン内での村八分も

ウチの院長は、あろうことか余剰ワクチンを融通することを口実に毎晩、キャバ嬢を西新宿のホテルに呼び出しているんです。深夜に部屋で接種したりもしてて、キャバ嬢から当然、“対価”も得ているんでしょうね」

◆ワクチンの接種でも他者と優劣を競ってしまう

 作家の橘玲氏は、ワクチン接種をめぐる現役世代の分断や差別についてこう語る。

「大企業優遇に怒っている人がいるのはわかりますが、摂取率を上げなければいけない状況なので、打ちやすいところから打つというのは理解できます。ただ、組織に属していない自営業者やフリーランスが後回しになるという不公平感があるのは間違いない。

 人間の悲しいさがで、自分は相手より優れていることを示したいという欲望が常にある。あらゆる機会を使ってそれを示したいと思っているので、ワクチンの接種でも他者と優劣を競ってしまう。結果、『接種できた自分はあいつより偉い』『接種していないヤツは入れない』と差別が生じてしまうのです」

 現役世代の接種は先が見えぬなか、分断はまだまだ続きそうだ。

◆ワクチン接種の地域格差が生む新たな差別

 みずほリサーチ&テクノロジーズが試算し、『日経新聞』が報じた「接種の地域格差」(6月28日付)が話題になっている。

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