ワクチン接種者と未接種者の間に広がる「分断」。ママ友、タワマン内での村八分も

現役世代の6割が2回目の接種を終える時期(全国で一日100万回接種を前提)にかなり地域差があったからだ。

 ワーストと予想された栃木県・那須塩原の温泉宿の関係者は言う。

「こっちは観光業が死にかけているのに、お客さんから県自体が敬遠されると思うと絶望的ですね。知り合いの日光の観光業者も、来年までもたないと言ってますよ……」

 新型コロナをめぐっては、他府県ナンバー狩りや訪問者を露骨に阻止する自治体が出現するなど一部で差別があっただけに、接種の地域格差でも同様のことが起こることが懸念される。

 地理的要件や医師の偏在の問題もあり、北海道や沖縄は最下位グループとなっている。日本の観光業の復活する日は来年まで待たなければいけないようだ。

取材・文/大橋史彦 奥窪優木 アズマカン

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