横浜市長選で小此木氏失速、菅首相の「全面支援」がマイナス要因に

横浜市長選で小此木氏失速、菅首相の「全面支援」がマイナス要因に

菅首相の全面支援を受ける、前国家公安委員長の小此木八郎氏

◆菅首相の「全面支援」を受けた小此木氏が、まさかの大苦戦

 8月22日投開票の横浜市長選挙で、菅義偉首相が全面支援をする小此木八郎・前国家公安委員長がまさかの大苦戦を強いられている。

 自民党の横浜市議36名中30名と県議全員、さらに公明党議員も支援に回るという「自公推薦」に近い盤石の態勢にもかかわらず、立憲民主党推薦の山中竹春・元横浜市立大学教授(共産・社民支援)と現職の林文子市長を引き離せないどころか、期日前投票で山中氏に逆転を許したという情報も流れ始めた。全面支援がプラスになるどころか、小此木氏の票を減らすマイナス要因になっているようにさえ見える。

 そこでラストサンデーの8月15日、桜木町駅前での街宣を終えた小此木氏を直撃、単刀直入に聞いてみた。

横田:菅さんが応援すれば、一気に抜け出るのかと思いました。ところが、けっこう接戦になっているのではないですか。
小此木:選挙というのはそういうものでしょう。
横田:菅さんの不人気がマイナスに働いているということはないですか。
小此木:いろいろな要素が選挙にはあるの。自分をしっかりともって頑張ります。

 小此木氏の苦戦は林市長の善戦の裏返しでもある。15日付の『読売新聞』は「山中氏、小此木氏、林氏横一線」と横浜市長選の情勢を紹介したが、自民党は自主投票ながら36名の市議のうち30名(83%)が小此木氏を支援、残り6名(17%)が林氏支援なのだから、単純計算すれば4倍以上の大差がつくはずだが、実際は両候補が拮抗。

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