カングーディーゼルを買いそびれた人はどうすべきか? 欧州車EV化への備え

カングーディーゼルを買いそびれた人はどうすべきか? 欧州車EV化への備え

数年前の段階で、ルノーは日本ではディーゼルモデルを展開しないと聞いておりました。日産にも早々に撤退させたし。でも、本国では新型カングーにもディーゼルを用意。カングーの主力は、今でも本国ではディーゼルのまま

―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―

◆さよならディーゼル、さよならMT。400台限定カングーは、消えゆく虹だった

 現行ルノー・カングーは、今から14年前に登場した2代目。イマドキ当たり前の先進安全装備なんてほとんどないが、そのぶん価格も安くて積載性も高い、おフランス製のミニバンであります。そんなカングーに、待望のディーゼルエンジン搭載モデルが400台限定で輸入されました。しかもMT! しかし、これは日本のカーマニアにとって刹那のヨロコビでした。

永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi
池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

◆日本のカーマニアに悲報!

 悲報です。遠くない将来、ディーゼルエンジンは消滅します。バスやトラックなど大型車用はまだ存続するけど、乗用車用、それも小型車用は、数年以内に消滅へと向かうでしょう。

「そんなの勝手に消えろや!」

 そうおっしゃる日本人が多いことはわかってます。でもマニアにとっては、とても悲しい出来事なのです。だってディーゼルエンジンって、すっごく実用的な力持ちで、ロングドライブだとリッター20qの低燃費でどこまでも走ってくれて、しかも軽油ってガソリンよりリッター20円以上安いんだから! それがなくなっちゃうなんて悲しいよ〜!

 乗用ディーゼル最大の消費地はヨーロッパ。

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