<純烈物語>ついに公開!戦隊映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』はスクリーンの垣根を超えたライブ<第113回>

映画の存在が、ムード歌謡グループとしての枠を思い切り飛び越えるきっかけになった。

◆「ラスボス」としての小林幸子の存在

 何より、小林幸子がキャスティングされたところで全体が整ったという。ラスボスとしてのキャラクターが決まれば、作品全体がそれを要に回っていく。

 巨大化した悪の権化を倒すという、わかりやすくもヒーローモノの王道を具現化できれば方向性が定まる。そしてもっとも重要なのは、作品の中で純烈の姿勢がしっかりと描かれていることだ。

 9月10日より公開されたので、すでに劇場で体感した方も多いだろう。ストーリーの描き方そのものが、これまで純烈として積み重ねてきたものがベースとなっている。制作サイドがそれを理解していなければ、このような作りとはなるまい。

「そこは酒井君からいくつかありました。柱としては後上(翔太)君がヒーローになるのと、最後に“こういう力”で倒すというのをやりたいと言っていて、それを脚本に落とし込みました。そのアイデアがあったからこそで、オリジナルの脚本をゼロから作るのは難しいから純烈の骨格を提示してもらえたのは僕らとしてもありがたかったです。

 康平君や僕も監督も特撮時代の酒井君たちを知っていて、気になって追いかけてはいた。そこがうまい具合に、キャラクターや物語へ落とし込めた。

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