クルマを「借りるではなく所有したい」という欲求の根源を探ってみる

クルマを「借りるではなく所有したい」という欲求の根源を探ってみる

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―[ロスジェネ解体新書]―

 あらゆる年代の人がいる職場はまさに“世代のルツボ”。特に社会に出て間もない人にとって、過重労働が社会問題になっている時代にあって嬉々として“徹夜仕事”をしたり、なんでも電子化、レンタルできる世の中で“モノにこだわる”40代以上の世代は奇異に映るかもしれない。

 社会の文脈的に“ロスト”されてきた世代は、日々どんなことを想い、令和を楽しもうとしているのか。貧乏クジ世代と揶揄されつつも、上の世代の生態をつぶさに観察し、折衝を繰り返してきたロスジェネ世代の筆者ふたりが解説していく。

◆クルマを「買う派」vs「借りる派」論争はなぜ起きるのか?

「念願の二人目の子供を授かりました!コロナ禍で外出もなかなかままならないし、家族みんなで楽しくドライブでも行けるといいねということで思い切ってクルマを購入。都内はカーシェアも随分と便利になってきたので悩みましたが、やっぱりクルマはちょっとした夢でしたし!地元にいた頃は結構好きでよく乗っていたからやっぱり嬉しい…。ところがそんな話を若い後輩達に話したら一様に『カーシェア一択』だそうです。クルマを持っていることって、もうステータスじゃないのかなぁ…」(47歳・飲料メーカー)

 クルマを「買う」か「借りる」かは、一つの判断になってきています。

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