「出張シェフ」として脱サラした29歳、半年で最高月収60万円に



 今後は「出張シェフ以外の収入源を作り、名を上げられるように尽力する」と意気込む福士さんに、将来の目標について聞いた。

「『誰でも安心、安全な料理を提供していきたい』という想いのもと、より多くの人に出張シェフを使ってもらいたいと考えているので、現在の単価(10,000円)は据え置きにする予定です。そして、お客様に提供する価値として食材選びの楽しさも伝えていきたいですね。とかく食材を選ぶ際は『安いか、高いか』になってしまいがちですが、まだ知られていない食材を提案することで食材に関するリテラシー向上にも貢献できたらいいなと思っています」

 一方で年齢的なことを考え、早めに次の収入源を作ることにも着手したいと気を引き締める。

「40歳になれば、移動や買い物代行、立ち仕事などは体力的にきつくなります。なので、余裕があるうちに、出張シェフに関連させた次なる稼ぎ口を模索したいですね。SNSはインスタグラムを運用していますが、自分の料理の写真しか載せていないので、今月からYouTubeを始めて認知度を高めていければと思います。いずれは物販やレシピ監修などさまざまな形でフリーランスの出張シェフとして発信し、自らがロールモデルとなれるようこれからも頑張っていきます」

<取材・文・撮影/古田島大介>

【古田島大介】
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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