貯金ゼロ円の老後。ムダな保険料、高額な通信費が命取りに

高齢者が働く前提の社会づくりも進んでいるため、生活苦を理由に行政に頼んだところで『働けるうちは働いてください』と言われるのがオチでしょう」

◆65歳を過ぎても働くための心構え

 65歳を過ぎても働くための心構えを養うのも、ある意味、貯金ゼロ円老後に向けての対策と言える。ファイナンシャルプランナーの畠中雅子氏は、収入の柱を年金以外に用意しておくことが大切だと説く。

「定年退職前から、自分の住む区域のシルバー人材センターやファミリーサポート事業などを下見し、どんな仕事なら需要があるのか把握しておくのも手ですね」(畠中氏)

 悠々自適の年金暮らし、というのはもはや夢物語なのだ。

【畠中雅子氏】
ファイナンシャルプランナー。高齢者に向けて住み替え資金のアドバイスをする「高齢期のお金を考える会」の主宰。『病気にかかるお金がわかる本』(主婦の友社)など、著書は70冊を超える

【大西真人氏】
ファイナンシャルプランナー。南青山にてFP会社を経営。数々のメディア出演の他、YouTubeチャンネル「まさとFP」やVoicyを通してお金に関する情報を日々発信している

<取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/サダ>

―[[貯金ゼロ円]の老後]―

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