安住アナ・香川照之の朝番組『THE TIME,』7つのツッコミどころ。昭和か!?



◆その6:じっくり座って見ないと役に立たない

 テイストがバラバラでも、小気味よくいろんな情報を朝の忙しい時間に伝えてくれれば、それはそれで構わないと思う。多くの番組が、画面を見続けなくても、短いナレーションをきくだけでも情報が伝わるように工夫しているものだ。

 ところが、この朝番組の定型と「ザ・タイム」の作り方は違う。

 筆者が観た日は、最初にSNSでバズったワードを10個紹介するコーナーがあった。「これって何かわかりますか?」などクイズ形式のようなやりとりがあり、結局2つの内容を伝えるのに5分弱かかっていた。おせーなと思うと、メインのもの項目は後ほど紹介します、となる。この時間にしか番組を見られない人には謎のまま終わる。

 メインのニュースについても、例えばフジテレビの『めざましテレビ』なら冒頭で、メインニュース、スポーツ、芸能などの項目を一気に見せ短くテンポよくとりあえず紹介する。テレビ朝日『グッドモーニング』も朝6時からの2分弱で主なニュースを短くビシッと伝える。その後も同じニュースを短く繰り返し、時には解説付きで深く紹介する構成なので、視聴者が見られる時間に番組の一部を切り取るだけで十分情報が入ってくる。

 ところが「ザ・タイム」はメインニュースの時間になると、これから30分で14のニュースをお伝えしますと言うだけで、項目は出るものの、中身はわからない。

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