2021年シーズン、“令和の怪物”佐々木朗希が自信をつかんだ試合とは

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◆「身体が動かない」。51年ぶり優勝マジック点灯の朝、初めての経験

 起きようと思ったら、身体が動かなかった。10月14日のバファローズ戦(京セラドーム)。先発を任されることになっていた佐々木朗希投手は朝10時に目を覚ました。ただ、身体は動かなかった。初めての経験だった。

「起きようと思ったけど、身体が動かなかった。自分で必死に身体を動かして、やっと思い通り動いた。初めての経験でしたね。あれが金縛りという現象ですかねえ」

 佐々木朗希はその時の事を振り返った。首位のバファローズと1.5ゲーム差で迎える大事なゲーム。しかも相手先発は同い年の宮城大弥投手。なによりもマリーンズが勝てば51年ぶりの優勝マジック9が点灯するという大事な試合だった。

 19歳(当時)の若者に緊張するなと言っても、簡単な作業ではない。否が応でも意識をした。眠りにはついても脳は緊張をしたままだったのであろう。身体と脳はそんな状況でいつもと違う反応をし、金縛りのような現象は起きた。

「夜は普通に眠ることができたのですけどね。でも、やはり勝った方がリーグ優勝に向けて有利になる試合で相手は宮城。意地でも負けられないという気持ちを持っていました。自分が思っていたより緊張していたのでしょうね。まさかの現象が起きました」と佐々木朗希は笑う。

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