園子温最新作で躍動する原石たちの下積み事情「早く食えるようになりたい!」

園子温最新作で躍動する原石たちの下積み事情「早く食えるようになりたい!」

映画『エッシャー通りの赤いポスト』ジャパンプレミアに登壇した原石たち

◆バイト脱却を目指す新人俳優たちの夢と情熱

 鬼才・園子温監督が役者育成のワークショップを通じて自らインディーズ魂を取り戻した最新作『エッシャー通りの赤いポスト』(公開中)。映画出演を目指して、さまざまな人生を背負った人々がオーディションに集うという群像劇に、ワークショップで見出された新人俳優たちが全身全霊を懸けて挑む。

 前回に続き、応募総数697名の中から選ばれた51名のうち、主要キャラクターを射止めた4人の新人俳優にインタビュー。アルバイト生活を続けながらも“俳優”という夢に向かって突き進む彼らのリアルな心情を聞いた。

◆俳優一本で食べていく難しさ

――前回は、オーディションに挑む時の心構えなどをお聞きしましたが、今回は、現在の暮らしぶりについて。現状、俳優一本で食べていくのは難しいですか?

小西:正直、演技の仕事だけでは生活していけないのが現状です。でも、お金のやり繰りが厳しい中でも自分への投資は不可欠だと思っているので、本作にも関わってくださった演劇講師のボビー中西さんのもとで、週1回は演技の勉強をさせていただいています。

――アルバイト収入はどれくらいの比率を占めるんですか?

小西:月によってかなり違いますが、多い時はバイトが9割を占めることもありました。

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