“ラブホ格差地帯”新宿歌舞伎町の正しい(!?)歩き方/文筆家・古谷経衡

“ラブホ格差地帯”新宿歌舞伎町の正しい(!?)歩き方/文筆家・古谷経衡

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独りラブホ考現学/第6回

◆歌舞伎町ラブホ街は「3区分」で分析できる

 東京都内最大級のラブホ街と言えば、円山町、五反田、鶯谷、そして新宿・歌舞伎町である。筆者は、この都内4大ラブホテル街のなかで、渋谷と新宿に最も足を運ぶ頻度が高い。当該地で飲み会や打ち合わせがあるとき、そのまま自宅である千葉県松戸市に帰るのが面倒なので、ラブホに独り一泊することが極めて多いのである。

 そんな中で、歌舞伎町のラブホ街には明確なゾーン区分が存在する。それは、同じラブホ街であっても駅から近い順番にA、B、Cの三ゾーンに宿泊料金の高低が区分できる点である。

 図に示したAゾーンは、新宿駅に最も近く、ホストクラブなどが混住する雑多な繁華街である。このゾーンは概ね新宿区役所通りを境に西側一帯であり、歌舞伎町二大バッティングセンターとして知られる、「新宿バッティングセンター」「オスローバッティングセンター」が立地する地帯である。このAゾーンに立地するラブホテルは、最も入室の難易度が高く料金設定も高額である。平日夜の時間帯でも満室になることが多く、まして土日祝祭日前日などは「素人」が独りで泊まろうと試みても、すぐにカップルで満杯になる。歌舞伎町ラブホ街に於ける屈指の目抜き通りであり高級地帯である。

 Bゾーンは概ね新宿区役所通りを境にして東側に位置し、「野郎寿司」本店以北から302号線の手前までのゾーンである。

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