なぜ日本政府は、米軍基地からコロナ感染者続出でも物言うことすらできないのか?

対米自立を図るということの覚悟や重さを実感しないまま、人気取りで自民党と違うことを言おうという程度の人も実際いました。そのための周到な根回しや準備が決定的に足りなかった。そこは反省しなければいけませんが、その後の菅直人氏、野田佳彦氏は反対に米国のご機嫌伺いに必死でしたね。まだ鳩山政権の方がましだったと思います。

―― 官僚の抵抗はあったのでしょうか?

福島 単に官僚を使う政治的手腕がなかったというだけです。官僚機構にとって民主党政権は都合が悪かったというのは神話です。私の周りでは歓迎している人も多かったですよ。ようやく古臭い自民党政権が終わったと喜んでいた官僚も多いのです。しかし、民主党政権は官僚の使い方がわからず、未熟な政治家達が官僚の仕事を代わりにやろうとし、本来政治家がやるべき仕事を政治家がやらなかったから崩壊したのです。

―― 民主党政権の失敗を官僚に責任転嫁していると。

福島 民主党の政治家が未熟だったということです。それはしょうがない。経験がないのですから。覚悟もなく丸腰で虎穴に入って、トラに噛まれてしまった。そこで、ちょっと痛い思いをしたら、余計にトラが怖くなってしまった。覚悟が圧倒的に足りなかったのです。

―― 沖縄県や静岡県の知事が日米地位協定を見直した方がいいのではないかと声を上げています。

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