阪神はいつまで「バースの再来」を期待するのか。大スターと比較される新外国人選手の辛さ

阪神はいつまで「バースの再来」を期待するのか。大スターと比較される新外国人選手の辛さ

写真はイメージ

―[数字で見るプロ野球]―

 春先になると毎年話題になるプロ野球の風物詩がある。それは「バースの再来」について。この言葉の定義はないが、「阪神の新外国人がバースのように活躍できるのか」という期待、もしくは「阪神がバースがいた年のように強くなれるのか」といった希望を込めて使われている。しかし近年は、もはやネタとして扱われてしまう言葉になってしまった。

 もちろん、「ランディ・バースのような外国人が再び阪神に現れたら……」というファンやマスコミの願いが強いのは人気球団ならではではあるが、「バースの再来」を期待してしまう理由はそれだけではないようである。今回はランディ・バース選手の成績を振り返り、なぜ毎年のようにバースの再来が期待されているのか整理してみよう。

◆2度の三冠王と日本一という圧倒的な結果を叩き出したバース

 まずはバースがもつ1985年と1986年にわたる「2年連続の三冠王」。これを超える外国人選手なんてそうそう現れるワケがない。なので、本当にバースの再来としてバース並の成績を残す外国人選手が現れたらとんでもないことなのである。

 そして1985年の阪神は、球団史唯一の日本一になっている。コレがなにより大きい。前年にブーマー・ウェルズが三冠王になってリーグ優勝に導いたが、阪急ブレーブスはこの年日本一にはなっていない。

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