廃墟化する温泉街…立ち並ぶ無惨なバブル崩壊の爪痕。鬼怒川、水上etc.

廃墟化する温泉街…立ち並ぶ無惨なバブル崩壊の爪痕。鬼怒川、水上etc.

水上温泉(群馬県)は、温泉王国「群馬」を代表する温泉街。ライバルの草津や伊香保は街全体で温泉街を盛り上げ好調。だが、水上温泉は「水上観光ホテル」、関東一円に展開していたホテルチェーン「白雲閣」などの大型施設が朽ちている。一方で、「一部では解体が進んでいる」(とちまる氏)

第7波の懸念はあるものの、早ければ6月から新たなGo To トラベルが再開されるかもしれない――。

 再開されれば、有名観光地は前回を超え、どこも人で溢れかえっていることだろう。しかし、いざ憧れの温泉街で露天風呂に浸かってみれば、眼前に広がるのは風光明媚な渓谷ではなく、廃墟が立ち並ぶ異様な光景だった……となるかもしれない。

◆有名温泉街に立ち並ぶ無惨なバブル崩壊の爪痕

「栃木県日光市の鬼怒川温泉。東武鉄道が本格的に開発し、東京から電車一本で行ける日本有数の温泉地です。ところが、いまは営業中のホテルの対岸にはバブル期に建設された大型旅館の廃墟が広がっています。その現状をユーチューブにあげたところ、3週間で60万再生されました」

 こう語るのは、鉄道系ユーチューバーのとちまる氏。拠点の新潟を中心に日本全国を旅して動画をアップしているが、出身地の栃木らしいネーミングにするほどの、地元愛がある。

「鉄道の車窓から眺めていると、特に地方では廃墟をよく目にします。かつて栄えていた銅山、採石場、油井櫓の跡とか。廃墟から地元の歴史や産業の移り変わりがわかるのが面白くて興味を持ちました。

 鬼怒川温泉の廃墟をアップした動画には『新人研修で缶詰めにされながらも、最終日には飲み明かしたあのホテルが廃墟になっている』と、かつての賑わいを知っている世代からは、思い出とのギャップに驚く声が多かったです」

◆コロナで『個』へのシフトが加速

 廃墟化が懸念される温泉街は鬼怒川だけではない。

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